実績紹介

日本コンベンションサービス株式会社さま コースター、うちわ

東京都八王子市にある「東京たま未来メッセ」で、地域に開かれたイベントとして開催されている「クラフトビールフェス」。
施設の自主事業として行われるこのイベントでは、「多摩地域らしさ」を大切にした記念品として、ガハクラで制作した木製コースターと木製うちわが販売されました。
今回は、東京たま未来メッセの運営を担う日本コンベンションサービス株式会社の蛭田さまに、記念品を木製にした背景からガハクラへご依頼いただいた決め手、当日の来場者の反応まで、じっくりお話を伺いました。

日本コンベンションサービス様の事業内容と、東京たま未来メッセがどのような施設か教えてください。

日本コンベンションサービスは、APECやG7などの国際会議、オリンピックや万博などの大型イベント、医学会やインセンティブツアー、企業イベントなどのさまざまなMICEの企画・運営に長年携わってきた会社です。イベントの企画・運営だけでなく、通訳者や運営スタッフなどの人材の手配、公共施設運営、行政業務のアウトソーシング、展示会の運営、医療機器等の開発に関わる人たちや産業を支援するなど、MICEで培ってきたノウハウを生かして、さまざまなサービスを展開しています。
その中で、私が所属する「まちづくり事業部」では、コンベンション施設やカンファレンス施設、公園など、人が集まる「場」の運営や活用にも取り組んでいます。単に施設を管理・運営するだけではなく、その場所を起点に、地域の人と地域外から訪れる人が交流したり、新しいつながりやにぎわいが生まれたりするような「場」をつくっていくことを目指しています。

東京たま未来メッセも、そのような「人が集まり、交流が生まれる場」の一つです。展示会や会議、イベントなど、さまざまな用途でご利用いただける施設で、多摩地域の産業振興や交流の拠点となることを目指して運営しています。

施設の運営にあたって、地域や来場者に対して大切にされていることはありますか?

東京都の施設であることから、まずはご来場いただく方の誰にとっても、快適で過ごしやすい場所であることを大切にしています。さまざまな方に安心して利用していただけるよう、サービスの工夫・充実にも取り組んでいます。
また、東京たま未来メッセは、東京都から「多摩地域の産業交流拠点」として、地域の産業振興や産学連携の促進を担う施設として位置づけられています。そのため、単にイベントや展示会を開催する場所としてだけではなく、施設をきっかけに多摩地域でどのような企業や大学、団体が活動しているのかを知っていただき、そこから新しいつながりが生まれることも大切にしています。「何かアイディアを思いついたら相談したいことがあったら、東京たま未来メッセで実現できないか相談を活用しよう」「ここのイベントに参加すれば誰かとつながれる」と思っていただけるような、地域の皆さまにとって身近なコミュニケーションの場となることを目指して、企画・運営を行っています。

「クラフトビールフェス」を開催された背景や、込められた想いを教えてください。

センター長がクラフトビール好きだったことがきっかけの一つです。当時、八王子にはクラフトビールを楽しめる大きなイベントがなかったことから、「八王子でクラフトビールフェスをやりたい!」という思いで、昨年からスタートしました。
ただ、東京たま未来メッセで開催するからには、単にビールを楽しんでいただくだけではなく、多摩地域や周辺地域のブルワリーを知っていただき、イベントをきっかけに実際に店舗にも足を運んでいただきたいという思いも込めています。
また、東京たま未来メッセは産業交流拠点という性格上、普段は企業・団体向けの展示会や会議など、BtoBの催事が多い施設です。一方で、施設は地域の皆さまに支えていただいてこそ成り立つものだと考えています。そこで、地域の方々にも気軽に足を運んでいただき、「東京たま未来メッセってこんなこともやっているんだ」と知っていただけるような、地域に開かれたイベントとして、指定管理者の自主事業という形で開催を始めました。

イベントを通じて、来場者にどのような体験を届けたいと考えていらっしゃいましたか?

まずは、クラフトビールを飲んで、楽しい時間を過ごしていただくことが一番です。
そのうえで、産業交流拠点である東京たま未来メッセで開催するからこそ、多摩地域や周辺地域の「地域産業としてのクラフトビール」にも触れていただきたいと考えました。
多摩地域には、地域資源を活用しながら、それぞれにこだわりを持ってビールづくりに取り組んでいるブルワリーがたくさんあります。会場では、ブルワリーの方と直接お話しいただいたり、それぞれのビールの特徴やものづくりへの思いを知っていただいたりすることで、「こんなブルワリーがこの地域にあるんだ」と発見してもらえたらと思いました。単にビールを飲むイベントではなく、クラフトビールを入口に、多摩地域の魅力や地域産業を知っていただけるような体験を届けたいと考えました。

記念品を「木製」にしようと思われたきっかけを教えてください。

クラフトビールフェスは、東京たま未来メッセで開催する意義として、「多摩地域らしさ」を大切にしています。
せっかく多摩地域まで足を運んでいただくのであれば、ビールを楽しんでいただくだけでなく、「多摩に来た」ということも感じていただきたいと考えました。
そこで着目したのが、多摩地域の特色の一つである「木」です。多摩産材を使った木製の記念品にすることで、イベントを通じて多摩の自然や地域の魅力を感じていただき、記念品を持ち帰った後にも思い出してもらえるようなものにしたいと考えました。

数ある選択肢の中から、ガハクラにご依頼いただいた決め手を教えてください。

東京たま未来メッセから近く、八王子市内の事業者だったことが大きな決め手の一つです。
今回のクラフトビールフェスでは、「多摩地域らしさ」を大切にしていたため、記念品についてもできるだけ地域の事業者にお願いしたいと考えていました。
またデザインがとても素敵で、今回のイベントの雰囲気にも合っていると感じました。
小ロットから対応いただける点も、イベントの記念品としてお願いしやすく、今回ご依頼する決め手となりました。

制作を進める中で、印象に残っているやり取りがあれば教えてください。

納品前に、広報素材として使用できるよう、商品の写真を撮影して送っていただいたことが印象に残っています。細かくお願いしたわけではありませんでしたが、広報で使いやすいように画角も調整してくださり、とても助かりました。

ご要望やご相談に対する弊社の対応について、率直な感想を教えてください。

最初から最後まで、とても丁寧に対応していただきました。特に、ご納品の際にはわざわざ施設までお持ちくださり、こちらからも直接お礼をお伝えすることができたのが嬉しかったです。
今回は八王子市内の事業者さんにお願いできたこともあり、制作を通じて距離の近さも感じることができました。今後、また何か記念品やノベルティを制作する機会があれば、ぜひご相談させていただきたいと思っています。

完成したコースター・うちわをご覧になったときの、率直なご感想を教えてください。

箱を開けた瞬間に感じた「木の香りが素敵!」というのが、率直な第一印象でした。
実際に手に取ってみると、その後も木の香りが持続していて、木製ならではの魅力を感じました。イベント当日も、「木の香りがすごくいいですよ」と、来場者の皆さまにおすすめするポイントの一つになりました。
見た目だけではなく、香りでも木のぬくもりを感じられる記念品になっていて、今回、多摩産材を使った木製品を選んでよかったと感じています。

ご来場者様の反応はいかがでしたか?

木の香りを楽しんでいただけたのはもちろんですが、木製なので一つひとつ木目が異なり、「どれにしよう?」と木目を見比べながら、楽しそうに選んでくださる方も多くいらっしゃいました。

今後、施設やイベントでどのような取り組みを考えていらっしゃいますか?

今後も、東京たま未来メッセが多摩地域の産業交流拠点として、さまざまな人や企業がつながる場所になっていけるよう、取り組みを広げていきたいと考えています。
産業振興や産学連携の推進に向けて、地域の企業や大学・研究機関、金融機関などの皆さまに向けたセミナーや展示会、企業・研究機関を訪問するツアーなどを企画していく予定です。
また、クラフトビールフェスのように、地域の皆さまが気軽に足を運んで楽しんでいただけるイベントも大切にしていきたいと思っています。今後もゴールデンウィークや夏の時期などに、地域の方々に楽しんでいただけるイベントを開催していく予定です。
「産業交流拠点」であると同時に、「地域の皆さまに愛される施設」でもありたいと思っています。さまざまなイベントや交流を通じて、東京たま未来メッセを知っていただき、そこから新しい出会いやつながりが生まれるような施設を目指していきたいです。

同じように地域産材やノベルティ活用を検討されている企業・団体様へ、一言メッセージをお願いします。

弊社はイベントを実施する上で、「その地域だからこそできること」という付加価値をどうつくるかをとても大切にしています。
今回は「多摩産材を使ったものにしたい」というところからご相談させていただきましたが、ガハクラさんにはこちらの思いを汲み取っていただき、実現していただきました。
地域産材を使うことで、単なるノベルティではなく、「なぜこの場所で、このイベントで、この素材を選んだのか」というストーリーを持たせることができます。実際に今回も、木の香りや一つひとつ異なる木目を来場者の皆さまに楽しんでいただくことができました。
地域でイベントや事業をされる方には、ぜひ「地域らしさをどう形にするか」という視点で、地域産材の活用を検討してみていただきたいと思います。

日本コンベンションサービス株式会社

施設名 東京たま未来メッセ
所属 まちづくり事業部 MICE推進1部
事業内容 コンベンション・エキシビジョン、まちづくり、人材サービス、語学サービス、医工連携・ヘルスケア事業化支援
所在地 〒192-0046 東京都八王子市明神町3丁目19−2
本社所在地 〒100-0013 東京都千代田区霞が関1-4-2大同生命霞が関ビル18階
該当イベント名 クラフトビールフェスin東京たま未来メッセ2026夏
制作物