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エコでサステナブル!木製ノベルティで実現するSDGsの取り組み

世界的に「脱プラスチック」や「環境配慮型のモノづくり」が進む中、企業活動には利益の追求だけでなく、持続可能性への取り組みが強く求められています。
その中で、販促や記念品として配布されるノベルティも、単なるおまけや宣伝ツールではなく、企業の姿勢を社会に示す大切なメッセージアイテムへと変化しています。

木製ノベルティとSDGsの関係

木製ノベルティは、単なる販促アイテムにとどまらず、SDGs(持続可能な開発目標)に直結する取り組みを体現できる手段です。木という素材が持つ特性や利用の仕方は、複数のゴールに関連しています。

ゴール11「住み続けられるまちづくりを」

地域の森林資源(間伐材や地産地消材)を活用した木製ノベルティは、林業の活性化や地域経済の循環を生み出します。これにより「環境」「経済」「社会」が一体となったサステナブルなまちづくりにもつながります。

ゴール12「つくる責任 つかう責任」

木材は再生可能な資源であり、適切に管理された森林から調達することで、資源の循環利用を実現できます。さらに、長く使えるノベルティを企画すれば、廃棄物削減にもつながり、「持続可能な消費と生産」を後押しします。

ゴール13「気候変動に具体的な対策を」

プラスチック製品から木製品へ切り替えることは、石油由来の資源依存を減らし、CO₂排出量を抑制する取り組みに直結します。木製ノベルティを採用することは、企業が気候変動対策に真剣に取り組んでいる証にもなります。

ゴール15「陸の豊かさも守ろう」

木材を活用することは、森林資源の循環利用や森を健全に保つ取り組みにつながります。特に間伐材や地域材を取り入れることで、森林の保全と地域経済の活性化を同時に実現できます。

木製ノベルティは、単に環境に優しいだけでなく、森を育て、次世代へつなげる仕組みの一部になるのです。

木製ノベルティは“企業の想い”を伝えるツール

木製ノベルティの最大の魅力は、単なるアイテム以上のメッセージ性を持てることです。
木という素材は、それ自体が「自然」「ぬくもり」「持続可能性」を直感的に想起させます。だからこそ、企業が木製ノベルティを選ぶことは、環境や社会への姿勢をさりげなく、しかし確実に伝える方法になります。

例えば、焼印やレーザー刻印を用いれば、ロゴだけでなく「環境配慮のためにこの素材を選びました」というストーリーを刻むことができます。さらに、もらった人が長く使い続けられるアイテムであれば、企業メッセージも長期的に受け手の生活に寄り添うことになります。
 
つまり木製ノベルティは、販促品という枠を超えて、
「私たちは持続可能な未来を大切にしています」という企業の想いをカタチにするツールなのです。

企業が取り組む際のポイント

木製ノベルティを導入すること自体はサステナブルな選択ですが、工夫次第でその価値をさらに高めることができます。企業が取り組む際に意識すべきポイントを整理します。

1. 素材の選び方を工夫する

地域材や間伐材などを活用すれば、森林の健全な循環に寄与できます。素材の背景を意識することで、ノベルティが「環境にやさしいだけでなく、森を育てる一歩」になります。

東京都でも「とうきょうの木」として多摩産材の利用を推進しており、都市と森林をつなぐ新しい循環の形が生まれています。

詳しくは多摩産材をもっと身近に。ガハクラは「とうきょうの木」認定事業者ですで紹介しています。

2. デザインに「長く使える工夫」を取り入れる

一時的に使われて捨てられるものではなく、日常生活で繰り返し使いたくなるアイテムを選ぶことが大切です。シンプルで普遍的なデザインは、結果的に廃棄削減にもつながります。

3. 伝えるストーリーを添える

「このノベルティは地域の森林資源を活用しています」など、背景を伝えるメッセージカードを添えることで、受け取った人の理解と共感を得やすくなります。
モノそのものだけでなく「なぜそれを選んだか」を伝えることが重要です。

まとめ

木製ノベルティは、単なる販促品ではなく、企業のSDGsへの姿勢を表現する手段です。

特に当社ガハクラでは、地域材である多摩産材を活用した木製ノベルティをご提案しています。これは単なる環境配慮にとどまらず、地域林業の支援や資源循環、そして住み続けられるまちづくり(ゴール11)への貢献にもつながります。

小さなノベルティを通じて、企業の想いと社会的責任を同時に伝えていく。
それが、ガハクラの考えるサステナブルなノベルティのあり方です。